クライアント様の情報
【来院者】70代女性 主婦
【来院日】2023年9月
【主訴】椅子からの立ち座りの時に膝が痛い
【その他】慢性的な腰痛もある
来院の背景
2023年1月、左膝に強い痛みを感じる。整形外科では中等度の「変形性膝関節症」と診断。
人工関節の手術を勧められる。その後、整骨院でマッサージと電気療法での処置を受けるが
症状は悪化する一方。Google検索で当院を知り、来院に至る。
お悩みの症状
2023年1月時点では、椅子の立ち上がり動作でのみ、疼痛が発生していたとのこと。
しかし同年7月に入ってから、歩行時も辛くなるまで悪化。
膝の可動域が狭くなったことから、あぐらや正座も出来なくなり、現在に至る。
施術と経過
左膝の状態を検査。膝蓋骨(膝の皿)の可動域は著しく低下。膝の屈曲角度も90度で伸長時痛が発生。
スクワット動作で膝の内側、膝裏、膝の前側と、広範囲に動作時痛が発生することを確認できた。
各種整形外科テストも実施。腸腰筋、鵞足、内側広筋、外側広筋、下腿三頭筋、、膝蓋下脂肪体に強い圧痛あり。
圧痛点を中心にアプローチを行うと、痛みレベル10→6~7まで軽減。
現時点ではストレッチ要素を含むアプローチは危険と判断。
2~3回目
回を重ねるごとに、膝回りが柔らかくなっている自覚があるとのこと。
ただあぐらや正座の姿勢をとると、強い痛みがあると訴えあり。
滑走障害(癒着)が強い場合、上記の姿勢はリスクが高いため、行ってはならないと指導。
初回同様に滑走障害と判断した筋肉・筋膜にアプローチ。施術終了後、自宅で行ってもらうセルフケアを指導。
4~5回目
椅子からの立ち上がり動作での、痛みはほとんど気にならなくなったとのこと。
初回と比較し、滑走障害が改善されていると判断したため、今回からストレッチ的アプローチを実施。
痛みの増悪がなかったため、セルフケアでもストレッチによるケアを追加。
6~8回目
椅子からの起立&着座動作、歩行動作、階段昇降動作で、膝の痛みはほとんど感じなくなった様子。
ただあぐらや正座の姿勢は、少しツッパリを感じるとのこと。
あとは継続的なセルフケアで、十分と判断したため、本日で卒業。
当たり前のことが、当たり前にできることが、本当に幸せという、大変嬉しい言葉をいただきました。
注意事項を守り、毎日セルフケアを続ければ、もう膝痛が再発することはないかと思います。
お力になれて本当によかった。
この記事の作成者
【作者】ゴトゆき先生
【保有資格】理学療法士免許 (厚労働認定 国家資格)、Foot Science ニュージーランド社 認定、フォームソティックス認定メディカルアドバイザー資格、その他
【運営】大阪市都島区【腰痛・股関節痛・膝痛専門】ゴトゆき整体院 院長
【使命】100歳になっても自分の足腰で元気に歩き続ける未来を提供すること
【生きがい】ワンちゃんや猫ちゃんと触れ合うこと
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ゴトゆき整体院でございます。