60代 女性 介護士|階段昇降時に、膝の内側に痛みが生じる改善事例

クライアント様の情報

60代女性 介護士|階段の上り下りで膝の内側に痛みが生じる改善事例

【来院者】60代女性 介護士

【来院日】2024年2月

【主訴】右膝の内側が痛い

【その他】特に無し

来院の背景

2023年9月に右膝の内側に疼痛が発生。整形外科では初期の「変形性膝関節症」と診断。

ヒアルロン酸による注射療法を数回実施したが、悪化している感覚あったとのこと。

その後、整骨院で2回治療を受けるも、やはり症状は変わらず。Google検索で当院を知り、来院に至る。

お悩みの症状

2024年1月時点では、階段昇降時のみ、右膝の内側に疼痛が発生していたとのこと。

しかし2月に入ってから、歩行時(平路)でも痛みが気になるようになった。

階段は特に下りが困難。一段ずつ足を揃えないと、上り下りは出来ない。

歩行、階段昇降、正座、あぐらがなどの日常生活動作が出来ずに辛い状態が続いている。

施術と経過

右膝の状態を検査すると、膝蓋骨(膝の皿)の可動域は著しく低下している様子。

右膝の関節包も肥厚しており、過去に水が溜まっていたことも確認できた。

各種整形外科テストを実施。腸腰筋、鵞足、大腿筋膜張筋、下腿三頭筋、ハムストリングス、膝蓋下脂肪体に強い圧痛あり。

上記の滑走性を促すアプローチを行うと、痛みレベル10→4まで軽減。

痛みレベルの軽減具合からも、筋・筋膜性疼痛の可能性だと判断。

2回目

施術翌日に少し筋肉痛のような反応があったが、以前より膝のツッパリは軽減しているとのこと。

※普段運動していない方が運動すると、筋肉痛になると同じで、痛みの症状が強い方ほど少し反動がでることがある

初回同様に滑走障害(コリ)と判断した筋肉・筋膜にアプローチ。施術終了後、自宅で行ってもらうセルフケアを指導。

3回目

階段昇降時による膝の痛みは残っているが、歩行時(平路)の痛みは気にならなくなったとのこと。

これまで同様のアプローチを行い、また起立&着座の動作を修正。セルフケアも1つ追加し、本日の施術は終了。

4回目

仕事時の膝の痛みはほとんど気にならなくなるまで改善。反応が良いため、施術内容は変更せず、歩行指導も行った。

今回からエクササイズを指導。エクササイズの方法を間違えると再発する恐れがあるため注意が必要。

5回目

階段昇降時の膝の痛みも出なくなったとのこと。笑顔をみれる瞬間が何より嬉しい。仕上げのアプローチを行い、エクササイズも追加で1つ指導。

痛みが改善したため、本日で施術は終了。「定期的にメンテナンスして欲しい」と希望されたため、次回は1ヶ月後にメンテナンスをすることに。

これまでの経験上、変形性膝関節症であっても、筋・筋膜性の疼痛であれば改善は可能。今回も膝痛で苦しむ人の力になれたことが何より嬉しい限りです。

この記事の作成者

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【作者】ゴトゆき先生

【保有資格】理学療法士免許 (厚労働認定 国家資格)、Foot Science ニュージーランド社 認定、フォームソティックス認定メディカルアドバイザー資格、その他

【運営】大阪市都島区【腰痛・股関節痛・膝痛専門】ゴトゆき整体院 院長

【使命】100歳になっても自分の足腰で元気に歩き続ける未来を提供すること

【生きがい】ワンちゃんや猫ちゃんと触れ合うこと

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