クライアント様の情報
【来院者】50代女性 会社員
【来院日】2024年3月
【主訴】右股関節の前側~殿部にかけて痛い
【その他】あまり睡眠が取れていない
来院の背景
2023年11月に右股関節に疼痛が発生。整形外科では「変形性股関節症」と診断。
その後、週2回のペースで鍼治療を受けるも、効果がみられず。
Youtubeで紹介されていた股関節のストレッチを行ったところ、痛みが悪化。
大阪市内で股関節専門を探していたところ、当院を知り、来院に至る。
お悩みの症状
2023年11~12月の時点では、歩行時に足を地面につくと、じんわり股関節前に痛みが発生していた。
しかし2024年1月に入ってから、電気が走るような強い痛みに変化。
現在、歩行はもちろん、階段昇降、起立&着座動作時に痛みが走るまで悪化している。
施術と経過
右股関節の状態を検査。自動運動のみではなく、他動運動でも股関節前~外側にかけて痛みが発生。
痛みの種類、また安静時痛・夜間痛がない点からも、炎症による痛みではないと判断。
各種整形外科テストを実施。腸腰筋、大腿筋膜張筋、中殿筋、小殿筋、腰方形筋に圧痛あり。
上記に滑走性を促すアプローチを行うと、痛みレベル10→7まで軽減。
現状、著しく柔軟性が低下しているため、次回以降にストレッチも加えていく。
2回目
前回の施術以降、股関節痛の範囲が狭くなっているとのこと。今回は前回の滑走性アプローチに加えて、ストレッチも処方。
※ストレッチは痛みを悪化させるケースも多いため注意が必要。
施術終了後、自宅で行ってもらうセルフケアを指導。
3回目
股関節の調子が良かったため、久々に3キロほど散歩に出かけたところ、痛みが再発したのこと。
まだまだ硬さが取り切れていないため、3キロの散歩は負担が強すぎたようです。
これまで同様のアプローチを行い、セルフケアも1つ追加。本日の施術は終了。
4回目
ストレッチの相性が良く、股関節の痛みレベルは10→1~2まで変化。
ここで油断すると、再発する危険性があるため、これまで同様のアプローチで様子をみることに。
5回目
歩行時の股関節の痛みはほとんど気にならなくなった様子。階段昇降はまだ恐怖心が残っているため、少しずつ挑戦していくこと。
ご本人もここまで改善できると思っていなかったとのことで、喜んでいただけて本当に良かった。
ただ筋力の低下もみられるため、今後はエクササイズを中心にプログラムを作成していく必要があります。
現在は痛みがないため、1~2か月後に定期メンテナンスでご来院を予定されました。
とにかくしぶとい股関節の痛みが改善されて、本当によかった。
この記事の作成者
【作者】ゴトゆき先生
【保有資格】理学療法士免許 (厚労働認定 国家資格)、Foot Science ニュージーランド社 認定、フォームソティックス認定メディカルアドバイザー資格、その他
【運営】大阪市都島区【腰痛・股関節痛・膝痛専門】ゴトゆき整体院 院長
【使命】100歳になっても自分の足腰で元気に歩き続ける未来を提供すること
【生きがい】ワンちゃんや猫ちゃんと触れ合うこと
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腰と膝と股関節の専門整体院ゴトゆきでございます。