膝の痛み

慢性的な膝の痛みは、7～8割程度の確率で改善が可能です。2022年６月～2024年9月時点での当院の実績ですと、81.5％の確率で膝痛が改善しています。

膝痛とは膝の周辺が痛くなる慢性疾患の一つです。症状もさまざまで、歩くと痛くなる、立ち上げる時に膝の内側が痛む、寝ている時にジンジン痛い…など、感じ方も人それぞれです。

「膝が痛い…」と病院に行くと変形性膝関節症、半月板損傷、また鵞足炎と診断を受けることが多いですが、実はそれらは膝の痛みと直結していないケースが多いです。

信じがたい真実だと思いますので、次の項目で簡単に説明していきます。

私たちが痛みを感じる理由はシンプルで、神経があるからです。神経がなければ私たち人間は、痛みを感じることは絶対にできません。

その神経があらゆる刺激に対して、異常に敏感になる現象を「神経の知覚過敏化」といいます。神経が知覚過敏になると、なんてことない日常の動きに痛みを感じるようになります。

逆をいうと神経が知覚過敏化していなければ、膝や半月板が変形していても、膝痛が発生しないケースが非常に多いのです。

あなたが感じている慢性的な膝痛とは、変形や損傷によるモノではなく、膝関節の周囲にある神経が知覚過敏状態になっているからです。

事実、あなたもこれまで変形性膝関節症であっても、半月板を損傷していても、膝の痛みがない方と出会ったことがあるはずです。

実際、当院に通院されている患者様は、変形や損傷が治っていないにも関わらず、神経を調整するだけで膝の痛みが改善しています。

最新のペインサイエンスに従い、膝の痛みに関係する末梢神経にアプローチするからです。

例を挙げると、膝の皮神経、外側大腿皮神経、腓腹神経、深腓骨神経、伏在神経などの知覚過敏化した神経を調整します。

継続して整体を受け続けることで、少しずつ知覚過敏が消失し、膝の痛みが改善に向かいます。